T 緩和ケアとは 【WHO(世界保健機関)による緩和ケアの定義(2002年)】
  緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、疾患の早期より痛み、身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな(霊的な・魂の)問題に関してきちんとした評価をおこない、それが障害とならないように予防したり対処したりすることで、クオリティー・オブ・ライフ(生活の質、生命の質)を改善するためのアプローチである。
 
U 緩和ケアチーム
   緩和ケアチームとは、がんの診療を受けておられる患者さんやご家族の、痛みをはじめとするつらい症状を和らげたり、こころのケアを行ったり、さまざまな症状の緩和を目標に活動する専門のチームです。
【チーム構成】
 身体症状担当医師 2名、精神症状担当医師 1名、看護師 7名、薬剤師 2名、臨床心理士 1名、理学療法士 1名、言語聴覚士 1名、管理栄養士 1名、ソーシャルワーカー 1名 計17名
【活動内容】
  主治医や担当の看護師と協力して以下の活動を行います。
■患者さんのからだのつらい症状への対応
痛み、息苦しさ、身の置き所のないだるさ、
吐き気、しびれ、下痢、便秘など
■患者さんのこころのケア
不安、不眠、気分の落ち込み、やり場のない怒り、落ち着かない気持ち、いらだち、どうしてよいかわからない思いなど
■ご家族の悩みや社会生活を含めた様々な問題への支援
患者さんにどのように接したらいいかわからない
患者さんに会うのがつらい
患者さんの病状や今後のことについて会社にどのように伝えたらよいかわからない
親族にどう話したらよいかわからない
これからのことが不安でならないなど
 
V 緩和ケア外来
   退院された患者さんやご家族に対して継続して緩和ケアを提供できるよう、平成21年5月に「緩和ケア外来」を開設いたしました。
■毎週金曜日14:00〜17:00 2階緩和ケア外来
 (脳神経外科外来)
■当院に受診履歴がある患者さんが対象となります。
■受診は予約制となりますので、事前に主治医や看護師、
 がん相談支援センター(018-829-5000内線2181・平日8:30〜17:00)にご相談ください。