平成25年度秋田大学医学部5年次地域医療実習

 恒例の実習が9月17日~27日(実質8日間)行われました。今回は8名(男子4名、女子4名)の医学生さんが来て下さいました。オリエンテーションに始まり、希望診療科での臨床実習、救急当直、CPC、救急外来カンファランス、秋田県立医療療育センター見学、医学生しゃべり場、打ち上げ、そしてレジデントフォーラムin AKITAと、わずか2週間で、多くのスケジュールをこなして下さいました。

 今回は、医学生さんが希望する診療科の中でも、自分の近未来像である研修医がローテートしている科で実習をしていただきました。全ての医学生さんから、「秋田赤十字病院の研修医は臨床能力が高い」、との評価をいただき、研修センター長として大変、嬉しく感じました。医療・福祉実習では、爽やかな秋空の下、当院に近い秋田県立医療療育センターまでウォーキング、隣接する公園で、車座になってお弁当を食べました。まるで子どものように、ブランコに興ずる姿をみて、思わず微笑みがこぼれました。実習の打ち上げは、広面の「且坐(しゃざ)」で、研修医は元より、指導して下さった先生が大勢集まり、大いに盛り上がりました。翌日のレジデントフォーラムの講演は、アンサーパッドシステムによるクイズ形式で行われました。研修医を含め、優秀賞に輝いた3名は全員、当院で実習をした医学生さんでした。特別講演を担当された筑波大学水戸地域医療教育センターの徳田安春教授から、「秋田赤十字病院では何か特別な指導をしているのですか」、と聞かれました。会終了後、大町の「円(まる)」で慰労会を行い、無事、全てのスケジュールを終えました。

 

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