産科・婦人科・婦人腫瘍科

後期研修 診療科別研修プログラム

1.診療科の特徴

 日本産科婦人科学会の総合型専攻医指導施設である。常勤産婦人科専門医は7名。総合周産期母子医療センターを有し、年間、約950件の分娩数と100件以上の母体搬送を受け入れています。また、婦人科年間手術件数は約250件、悪性腫瘍の手術を約100件(円錐切除術を含む)、さらに、内視鏡下手術を約80件行っています。産婦人科専攻医(産婦人科専門医をめざして研修を行う医師)を指導する施設として十分な施設であると言えます。

2.診療実績

(平成23年実績)

  • 総分娩件数 960件
  • 帝王切開術件数 102件
  • 母体搬送受け入れ件数 117件
  • 婦人科総手術件数 250件
  • 悪性疾患手術件数 95件(円錐切除術53件)
  • 入院化学療法延べ人数 179件

3.研修期間

(認定医、専門医を取得するまでのプロセス)

 産婦人科専攻医として、通算3年以上、秋田大学医学部産婦人科学講座と連携し、日本産科婦人科学会専門医取得に必要な臨床症例件数を経験することになります。

4.研修目標

 産婦人科全般、すなわち周産期、婦人科腫瘍、生殖・内分泌、女性のヘルスケアの領域を広く学び、日本産科婦人科学会専門医取得に必要な臨床知識や手技を身につけます。

5.取得可能な認定医、専門医

 日本産科婦人科学会産婦人科専門医

6.後期研修後の進路

 当院を含む秋田大学産婦人科教室を中心とした病院群のもとで、さらに産婦人科研修を深め、それぞれの希望するサブスペシャリティーを目指すことになります。