診療科・部門・センターのご紹介

血液浄化療法課 機器管理課

部門紹介

臨床工学技士(Clinical Engineer, CE)は、1987年にできた医療職種としては比較的新しい専門職で、医学系と工学系の両方の知識を求められる職種です。

臨床工学技士は医療技術部に所属して、血液浄化療法課と機器管理課の二課体制に分かれており、当院では16人の技士が各ローテーションで勤務しています。



基本方針

  1. 人の生命に直結する生命維持管理装置等における医療機器の専門医療職であることを十分認識し、チーム医療の一翼を担う。
  2. 他の医療職との緊密な連携を図り、医療機器の教育・指導を実施する。
  3. 臨床工学技士として、常に学術技能の研鑽に励み、資質の向上を図り高い専門性の維持に努めるため、関連学会・研修会・講習会等に積極的に参加する。
  4. 治療に際し、患者さんの身体状況の把握と医療機器に関して必要とされる情報の収集に努める。

臨床工学技士業務の特色

  1. 医師の指示のもとに、高気圧酸素療法や心臓カテーテル検査・治療をする際に使用する医療機器の操作業務を行う。
  2. 院内で使用されている人工呼吸器・補助循環装置や手術室での麻酔器や電気メスなどの保守点検と安全管理。また院内での機器操作について研修を行う。
  3. 透析業務において患者さんの状態に応じた適切な条件設定や治療モードの設定など医師に提案を行う。

業務内容

血液浄化療法課

血液浄化療法業務


腎センターでの血液透析をはじめ各種血液浄化療法を行っております。

  • 血液透析(On-Line HDFHD
  • 血漿交換(PE
  • 腹水濾過濃縮再静注法(CART)
  • 直接血液還流法(DHP)
  • 顆粒球除去療法(G-CAP
  • 経皮的バスキュラーアクセス拡張術(VAIVT
  • 透析シャントエコー(VA Echo
  • 皮膚還流圧検査(SPP)



高気圧酸素療法業務


秋田県内唯一の高気圧酸素療法実施可能施設で第1種装置を保有しております。他施設からの紹介も多く受け入れております。

主な対象疾患

  • 突発性難聴
  • 急性一酸化炭素中毒
  • 末梢循環障害
  • 腸閉塞
  • 放射線障害など



脳血管関連業務


検査・治療に必要な機器の管理や医師の介助を行っています。

  • 脳血管造影検査
  • 脳血管内カテーテル治療



機器管理課

ME機器管理業務


医療機器が安全に使用できるよう整備しております。メーカの研修を受けたスタッフが院内で修理も行います。

  • 保守管理機器:輸液ポンプ、シリンジポンプ、人工呼吸器、ハイフローセラピー、逐次式空気圧式マッサージ器、生体情報モニター、閉鎖式保育器、補助循環装置、AED・除細動器、全身麻酔装置、電気メスなど
  • 職員向け研修



循環器関連業務


検査・治療に必要な機器の管理や医師の介助を行っています。

  • 心臓カテーテル検査・治療
  • 植込みデバイス関連(ペースメーカ)
  • 補助循環装置(IABP、ECMO)



手術室業務


手術が安全に行えるよう医療機器の準備・操作を行っています。また、国が推進するタスクシフト/シェアに関連してスコープオペレータも行っています。

  • 全身麻酔装置、電気メス、無影灯の使用前点検
  • 腹腔鏡、胸腔鏡手術装置の準備、症例立ち合い
  • レーザー手術装置(形成外科、泌尿器科)の準備、症例立ち合い
  • イリザロフ創外固定具管理
  • スコープオペレータ(消化器外科)



主な認定資格取得状況(2026年4月現在)

資格名 人数
透析技術認定士
(日本医療機器センター 透析療法合同専門委員会)
5名
3学会合同呼吸療法認定士
(日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会)
5名
高気圧酸素治療専門技師
(日本高気圧環境・潜水医学会)
2名
臨床ME専門認定士
(日本生体医工学会)
1名
心血管インターベンション技師
(日本心血管インターベンション治療学会)
3名
認定集中治療臨床工学技士
(日本臨床工学技士会)
1名
認定医療機器管理臨床工学技士
(日本臨床工学技士会)
1名
臨床実習指導者
(日本臨床工学技士会、日本臨床工学技士教育施設協議会)
2名
医療安全管理者
(厚生労働省)
1名